(1)病いとともにその人らしく生きるための支援の研究と実践

2017/01/21

(1)病いとともにその人らしく生きるための支援の研究と実践

自分の意思で身体を動かすことができなくなる進行性の難病である筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の「病いとともにその人らしく生きるための支援」について研究しています。特に、病状告知、病状の進行などによる心理社会的苦痛、人工呼吸器装着の有無の選択による心理社会的苦痛を質的研究を中心として明確にしてきました。また、ALSの発症に伴うアイデンティティの崩壊と再構築のプロセスを、家族役割・社会役割をキーワードとして分析することで、専門職としての支援を検討してきました。さらに、研究での理論をベースとして、新潟大学医歯学総合病院の神経内科で確定診断を行うALS患者と家族の支援を、医療ソーシャルワーカーとして行ってきました。

研究業績
2001-4.8.9 2001-4.5.7.8 2002-13.16.17.19.20 2003-24.26.27 2004-29.31.32 2005-34.35.36.37.39 2006-42 2010-61 2011-66 2012-71 2013-78 2014-86.87