2017/01/21
日本生命財団 高齢社会福祉実践的研究助成 2002年~2,003年
「自立支援の観点からみた家事援助の意義と課題―訪問介護における家事援助サービス利用者の生活実態調査―」
研究代表者 佐瀬美恵子(大阪府立看護大学 講師)
共同研究者 八田和子 (大阪健康福祉短期大学 講師)
藤井博志 (大阪府立大学 講師)
隅田好美 (大阪府立大学大学院後期博士課程)
荻田藍子 (兵庫県社会福祉協議会 兵庫県ホームヘルパー事業者協議会事務局)
佐藤寿一 (宝塚市社会福祉協議会 事務局長次長)
庄司孝代 (宝塚市社会福祉協議会 サービス提供責任者)
堀尾厚子 (宝塚市社会福祉協議会 介護支援専門員)
われわれは、介護保険制度導入直前の1999年3月に介護保険制度では自立認定されると予想された家事援助サービス利用者を調査し、その結果、家事援助サービスが虚弱高齢者の生活を支えている実態を確認した。しかし、介護保険制度の訪問介護サービスでは身体介護サービスに重点が置かれ、家事援助サービスは軽視されがちである。そこで、家事援助サービスが高齢者の自立支援にいかなる意味を持つものであるのかを探求することを目的に研究を行った。