日本学術振興会科学研究費補助金 基盤研究(C) 2010年~2012年

2017/01/21

日本学術振興会科学研究費補助金 基盤研究(C) 2010年~2012年

ALS患者の役割認識の変化―あきらめる役割、残る役割、新しい役割―

研究代表者 隅田好美(新潟大学医歯学総合研究科口腔生命福祉学分野 准教授)
連携研究者 佐々木公一(日本ALS協会 東京支部)

筋萎縮性側索硬化症患者は、病いが進行し自分でできないことが増えると、今までの価値観が崩壊し、アイデンティティが崩壊する。アイデンティティの再構築を促す重要な要因の1つとして、「家族役割」「社会的役割」がある。
本研究は患者の「役割認識」に焦点をあて、内的価値観の崩壊と価値転換、障害の否認と受容、アイデンティティの崩壊と再構築と「役割認識」の関連性を明確にすることで、専門職としての支援を検討することを目的とした。

https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-22530599/22530599seika.pdf