2.生き方の道しるべとなった言葉達
「私の杯は大きくありません。それでも私は私の杯で頂きます。」(森鴎外 「杯」)
青春時代に出会った言葉
「若い時は、外見ではなく自分の中身にお金をかけなさい」(大阪歯科大学歯科衛生士専門学校学 生時代の校長 宮脇美智子先生)
歯科衛生士の学生時代に心に残った言葉
最初はお茶お花、洋裁などのいわゆる教室に通い、それが飽き足らなくなった頃には短大の通信教育を受けたりしていました。
そして、とうとう36歳で大学に入学しました。
「僕達は手の届く範囲しかできないけど、出来ることは、手の届く範囲ほどもある」(さだまさし 「二小節の歌」)
22歳でこの言葉に出会ってから、ずっと頭の片隅にあります。
「走り疲れたらお歩き 歩き疲れたらお休み やがて休み疲れたなら どうせまた走りたくなるさ」(さだまし 立ち止まった素描画)
20歳代と30歳代に大きく立ち止まっていた時期がありました。
当時は耳が隠れるほどの大きなヘッドホンをして、大きなボリュームでこの歌を聴いていました。
「今は一休みしているだけ」と、自分に言い訳をしながら。
「笑顔は自分でつくるもの」(一燈園 石川洋)
歯科衛生士の専門学校に勤めている頃に出会った言葉
石川先生のお母さんは、苦境の時にも子どもの前では笑顔でいらっしゃったそうです。
もう1つ「笑顔になるために自分で努力する」という意味にも読むことができます。
私は後者の意味が好きです。
袖擦れ合うも他生の縁。「掴んだ縁は離さない」(後半は隅田好美)
初めて大阪を離れ山口に行ってからの方針
年賀状でのご挨拶だけの人もいますが、そんなご縁を大切にしています。
母親が亡くなった後には、何かをしたいと思ったときには、それを実現するための「ご縁」をいただくことができています。
母親に見守られているのかなと感謝しています。
「自分の器を大きくする年です」(2006年の風水から)
新潟で出会った言葉
森鴎外の好きだった言葉の「私の杯」を、自分で大きくしないといけないと気がつきました。
「求めない すると 心が静かになる」(加島祥造 「求めない」)
老子のタオ(道)の思想
今も心が疲れたとき、この本を読み返しています。
「比較価値から資産価値への転換 (transforming comparative cvalues into asset values)」(Wright)
Wrightが提唱する障害受容のための価値転換の1つ。
一般的基準と比較する「比較価値」から、自分自身の固有の質で評価する「資産価値」への転換
他の人と比べるのではなく、自分の中にある価値を見つめたいと思います。
そして、人と比べるのではなく、比べるのは過去の自分。
昨日の私よりも少し成長していたらいいなと。
人生の三感王と経営の三感王(元ユニー社長 西川俊夫)
人生の三感:関(感)心、感動、感謝
経営の三感:危機感、存在感、使命感